ジョン・デューク

ジョン・デューク

ヨーロッパで「現代のダリ」と呼ばれるジョン・デューク(John Duke)は独学で学んだビジュアル・アーティストです。旅を好み、様々な国を放浪し、ついには北極点、南極点までも出掛けて絶えず大自然の中からイマジネーションを創造するネイチャーアーティストでもあります。
彼は様々な素材を用いて、あらゆる可能性を探し求め、新しい技法を次々と編み出していきました。エキサイティングでリズミカルな色彩に富んだ作品は、人々の想像力を豊かにさせてくれます。

略年表

1939年
コペンハーゲン生まれ。
1953年
普通教育課程終了後、外国を旅する。
1958年
デンマーク海軍に入隊。
1962年
フランスの北極探検隊と共に北極へ。
1966年
グリーンランドに移住。
1967年
カナダに移住し、芸術家活動開始。アメリカのシカゴ・ラ・サール大学で学ぶ。デンマークへ帰国。
1989年
コペンハーゲンチボリ公園のプロジェクト参加。
1997年
倉敷チボリ公園プロジェクト参加。
■展覧会■
ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・カナダ・デンマーク・スウェーデン・アメリカ等世界主要都市

■著名作品■

  • イエローレディー(デンマーク市内のホテル展示作品)
  • ピンクの女性(デンマーク市内のホテル展示作品)
  • ブロンズ製メモリアルタワー(コペンハーゲン郊外)
  • チボリ公園ポスター制作
  • ウォルトディズニーコマーシャルアート
  • チボリ陶磁器
ジョン・デューク氏作品ジョン・デューク氏作品ジョン・デューク氏作品ジョン・デューク氏作品ジョン・デューク氏作品ジョン・デューク氏作品

ジョン・デューク氏のアトリエ

1995年5月ジョン・デューク氏のアトリエにて撮影。
ちょうどこの頃は、新設されるコペンハーゲン空港のレストゾーンに展示する、大手スポンサー『ナイキ』のポスター制作に多忙な日を送っていた。

この頃からジョン・デューク氏は、絵筆を日本の書道用毛筆を使用するカリグラフィー調のシンプルな画風にトライするようになった。


ジョン・デューク氏、常岡琢磨、リーフ・ジェンセン氏

ジョン・デューク氏は、リーフ・ジェンセン氏の事をいつも“プロフェッサー(教授)”と呼び、大変尊敬していた。
ヴィンブラッドレストランにて、左から、ジョン・デューク氏、常岡琢磨、リーフ・ジェンセン氏。


文化パーティーにて。
ジョン・デューク氏との会話は、英語とデンマーク語がミックスされて、ユーモラスであった事を思い出す。


ジョン・デューク氏は、グラニット(花崗岩)やマーブル(大理石)彫刻美術アートでも著名な作家で、コペンハーゲン空港、オスロ空港等の記念モニュメントを数多く手がけたが、ビルン空港(通称レゴランド空港)で石造アートを制作中に67歳の短い生涯を閉じた。
彼は酒が大好きで、コペンハーゲンSASロイヤルホテルで彼とツボルクのビールで談笑したことが懐かしい。


(文章・写真撮影:常岡琢磨)