常岡琢磨

常岡琢磨

<書法・美術工芸催事経歴>

  • 早稲田大学法学部卒
  • 日鉄インターナショナルINC代表取締役会長
  • 常岡現代北欧ミュージアム館長
  • 瀬戸内海貿易振興専門家協会理事長
  • 九谷焼海外輸出促進委員会委員長
  • 倉敷チボリ公園輸入促進委員会委員長
  • 珠海市中国書法学院客員講師
  • JETRO 日本貿易振興会’94専門家
九谷焼 吉田屋風(竹図)九谷焼 吉田屋風(八ツ手文)ローゼンダールカリグラフィ(青陶板)ローゼンダールカリグラフィ(白陶板)

作家ごあいさつ

私は、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、デンマーク、スウェーデン等、貿易業務で15ヶ国の外国貿易を経験致しましたが、晩年に至りようやく広島に落ち着く事となりました。
今回のテーマ「幾山河 越え去り行かば寂しさの果てなむ国ぞ今日も旅ゆく」は、海外の色々な街を渡り歩いていた頃、我が身を振り返り自分の存在を確認しようとした時にうかんだ同郷の牧水の詩で、その当時の私のライフスタイルそのものでした。
現在は広島の地に落ち着き、長年の夢であった書法家・陶芸家へと再発信すべく精進致しております。
私は幸いにも高名な書道家に師事する事に恵まれ、中国珠海市にある中国書学院の張法亭先生や台北市の陳明儀先生に、書と篆刻の教えを受けました。
その私が、九谷焼陶板の道を究めようと志したのは、九谷焼伝統工芸士 山口義博先生の陶額『双鶴飛翔文』との出会いから始まります。

360年の伝統を誇る九谷焼は、高い技術と独自の芸術性を備えた世界有数の陶芸作品ですが、陶額作成創造は、長年中国書道を経験した私にとって初めての経験でした。
近年日本の書は、外国人にもジャパニーズカリグラフィとして人気も高く、英字を筆文字で書く草書体や仮名文字にトライする方々も多いようです。
デンマークの私の友人であり、ロイヤルコペンハーゲン、ローゼンダール、マイセン等のアーティストとしても有名なアージー・グリース氏、ヴィヨン・ヴィンブラッド氏、リン・ウッツン氏達も私の書には一目置いてくれていて、彼らが筆で書にチャレンジした作品が私の手元に残っています。
『ジャパンクタニ』は、俗に九谷五彩と言われ、様々な技法で作陶されてきました。
中でも私は「吉田屋風」の技法に魅了され、緻密で軽快な筆づかいや大和絵的なモチーフに憧れを抱いていたことから、今回の作品ができあがりました。
私の作品は、チボリガーデンプラザのアートギャラリーに常設展示しております。
是非一度ご高覧賜ります様、お願い申し上げます。

作家 常岡琢磨